ピーエスヴイ株式会社

バルブメンテナンス  PSV株式会社

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 バルブのトラブル事例

 

      バルブを定期的に点検しないと様々なトラブルが起こる可能性があり、
     プラント停止を余儀なくされることも考えられます。
             バルブの周辺の機器や配管のみを点検された場合、その際に発生した配
    管内のゴミなどがバルブの機能に悪影響を与える可能性があります。
      以下の事例をご紹介し、計画的且つ定期的なバルブメンテナンスをご推奨いた
     します。
 

  1.当社対応のトラブル事例

 

     1) 給水ポンプ出口逆止弁よりポンプ側に逆流があった。

 
      スイングアームより弁体が脱落して弁箱内に落ちていた。(スイングアーム
     と弁体との結合部のジスクナット廻り止め溶接が流体による浸食でなくなり、
     ナットが緩みスイングアームより弁体が脱落したものと考えられる。)

     2) 復水ポンプ出口逆止弁よりポンプ側に逆流があった。

 
      弁座(シートリング)が緩んでおり、このネジ部より逆流していた。
     (シートリングの緩みが原因)
 

     3) 給水ポンプ出口弁(電動)が開操作しても弁体が上がらない。

 
      弁体上部のステムとの嵌合部が折損していてステムのみ作動していた。
 

     4) 安全弁のジスク不作動。

 
      長年に渡り未点検だった為か、運転中に漏れが生じた。
      弁箱内がかなり腐食されており、そのスケール等がジスクホルダーとジ
      スクガイドの間に全周に亘り詰まっており入口より圧力が上がってもジス
      クが動かない状態であった。
 

     5) ドレン弁、ベント弁、圧力計元弁等の不作動。

 
      弁棒ねじ部とハンドルブッシュネジ部が固着していた。
      運転中余り開閉操作しないことが原因と考えられる。

     6) 海水ポンプ出口逆止弁の不作動。

 
      ポンプを停止しても、弁座に着座していない。
      スイングアームとロッド の間隙部及びロッドとボディ側のボス穴の
      間隙部にスケールが詰まり弁体が上がったままになっていた。
 

     7) 屋外電動弁作動不良。

 
      雨水が駆動部キャップねじ部より浸透し、ステムスリーブとステム
      ねじ部に錆がたい積して作動不良を起こした。
  

     8) 蒸気漏れ。

 
      蒸気ラインの低圧弁等、長年分解点検を行なってない弁で、ジョイ
      ントシートパッキンが経年劣化により硬化し、蒸気漏れを起こすこと
      がよくある。

 

       他社事例   

 

  2.腐食に起因するトラブル

 

     9) 鋳鉄バルブによる錆付きによる開閉不能

 

  10) 鋳鉄仕切弁の錆こぶの溜まりによる開閉不能

 

  11) 管のねじ端部の腐食による外漏れ、閉塞

 

  12) ゴム材料の腐食・劣化によるシート漏れ、黒水発生

 

  13) 異物付着によるボール弁、バタフライ弁の開閉不能

 

  14) 黄銅バルブの応力腐食割れ

 

  3.流れや圧力に起因するするトラブル

 

  15) 偏流によるバタフライ弁の開閉不能

 

  16) 偏流・渦流による逆止弁の開閉不能・破損

 

  17) 流量不足による逆止弁のチャタリング・シート漏れ

 

  18) 逆圧不足による逆止弁のシート漏れ

 

  19) ウォーターハンマーによるバルブの破損

 

  4.開閉操作に起因するトラブル

 

  20) バタフライ弁手動ギヤ装置の破損

 

  21) 仕切弁中間開度での使用破損

 

  22) ステンレス鋼製シート部のかじりによる漏れ

 

  5.その他の要因に起因するトラブル

 

  23) 結露水によるハンドルの錆、水漏れ

 

  24) バルブ内部での異常昇圧による破損

 

  25) バルブの凍結割れ

 

以上

 

  ご連絡先  

ピーエスヴイ株式会社
                                           営業部                                 093-381-6545
                                           営業部長      小南 良二       080-1726-6314
                                                               桝本 誠一郎       080-8577-6019